2018年9月26日

サーラグループ45社、ドリーム・アーツのクラウドサービス「DCS」で多様な働き方を加速グループ一体化経営を支える戦略的IT基盤で競争力を強化

株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、株式会社サーラコーポレーション(本社:愛知県豊橋市、代表:神野吾郎)を持株会社とする企業グループ「サーラグループ」が2018年10月より「DCS(DreamArts クラウドサービス)」の利用を開始することを発表します。「DCS」は企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE®」(以下、インスイート)、およびBPM型Webデータベース「ひびき®Sm@rtDB」(以下 スマートDB)をインフラ/アプリケーションの保守運用までドリーム・アーツが請け負うオールインワンのSaaS型クラウドサービスです。「DCS」の利用開始により、サーラグループ45社の多様な働き方に貢献することが期待されています。

「DCS」はサービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しています。

グループの総合力を活かすための戦略的なIT基盤で、働きやすい環境を整備

サーラグループは、都市ガス・LPガスなどエネルギー供給を主軸に愛知県東部・静岡県西部を中心に国内広域エリアで多角的に事業を展開する企業グループです。組織内の円滑なコミュニケーションを支えるシステムとして、2012年より「インスイート」「スマートDB」をグループ全体で活用してきましたが、さらなるビジネス環境の変化に合わせた多様な働き方に対応すべく「DCS」を導入しました。

サーラグループでは、社員約4,500名がさまざまな業務形態かつ広域の拠点で働いています。外回りの営業スタッフや内勤スタッフ、管理・企画部門など社内外でも同じ情報を共有利用したいというニーズがあり、これらを実現すると共にグループ会社間の垣根を越えた社員同士の意思疎通やエンゲージメント強化、お客さまからの信頼獲得など、ITがより効果的に使われるようなグループ一体化を実現するインフラの整備が求められていました。そこで、サーラグループは、「インスイート」基盤の更新を機にシステムのセキュリティや可用性を高めるだけでなく、より戦略的に情報やデータ活用を実現し得る基盤として「DCS」採用を決定しました。

今後「DCS」を利用することで、IT部門のシステム運用負荷軽減はもとより、サーラグループが目指す多様な働き方へ柔軟に対応できるようになります。特に、顧客接点機会の増大や、マーケティングデータの分析と活用など、「DCS」を起点にした、よりスピーディな情報活用促進が期待されます。

なお、今回のクラウド化を機に、社員同士の活発なコミュニケーション促進、意思決定の迅速化及びチャットボットによるアプリ連携を視野にビジネスチャット「知話輪®(ちわわ)」の導入を予定しています。

DCS(DreamArts クラウドサービス)が支援するサーラグループ一体化 DCS(DreamArts クラウドサービス)が支援するサーラグループ一体化

「インスイート」はグループの社員と事業の生産性を上げる戦略的ツール

サーラグループの情報システムを支える、株式会社サーラビジネスソリューションズからは次のようにコメントをいただいております。

代表取締役社長 土屋 進司氏

サーラグループは、会社の枠を超えた事業セグメントが密接に連携し、多様なサービスを展開しています。グループ45社・4,500名の社員が21都道府県300を超える拠点で利用するコミュニケーション、情報共有基盤が「インスイート」です。このコミュニケーションや情報共有の目的は、グループの社員と事業の生産性を向上させることであり、その実現には「インスイート」を中心としたクラウドサービスの有効利用が欠かせないと思っています。同時に、クラウドサービスの有効利用はIT部門の生産性向上にも繋がると考えています。
この目的を達成するため、「インスイート」を中心にさまざまな標準化されたサービスを組み合わせて戦略的に活用できるよう、ドリーム・アーツ社にはさらなるサービスの拡充と提案を期待しています。

企画チーム リーダー 小出 輝雄氏

幅広いサービスでお客さまの事業や生活をサポートする当グループにとって、グループ間の情報連携と有効活用は今後の差別化にも繋がる重要テーマです。これまで「インスイート/スマートDB」を活用することでグループ内の情報共有を進めてきましたが、今回の「DCS」への移行は私どもIT子会社の運用負荷を軽減するだけではなく、情報連携強化やデータの有効活用など、事業貢献のために必然の判断でもありました。ドリーム・アーツ社には、今回の移行プロジェクトで複数のパートナーの取りまとめなど、プライムベンダーとして全体をリードしていただきました。「DCS」への移行を機に、今後も新しいIT戦略モデル構築と実践に向けた支援をいただける戦略的パートナーとして期待しています。

ドリーム・アーツは、今後もお客さまのニーズを捉え、「現場力強化」、「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。

DCS(DreamArts クラウドサービス)

DCS(DreamArts クラウドサービス)とは、ポータル・グループウェア「INSUITE」、Webデータベース「SmartDB」をクラウド環境でご利用いただき、さらに保守運用もすべてドリーム・アーツにお任せいただけるオールインワンのサービスです。

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