2001年9月3日

iアプリ/iモード完全対応の高機能グループウエアを標準搭載した高速回線付き専用サーバーレンタルサービス『iモバイルサーバー』を開始 -iモード携帯電話をさらに便利なビジネスツールへ-

グローバルメディアオンライン株式会社(JASDAQ市場:証券コード9449、本社:東京都渋谷区、資本金:32億2,937万円、代表取締役社長:熊谷正寿、URL:https://www.gmo.jp以下、グローバルメディアオンライン)と、株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都港区、資本金:7億5,650万円、代表取締役社長:山本孝昭、以下、ドリーム・アーツ)は、NTTドコモが提供するiアプリ/iモードサービスに完全対応の高機能グループウエア「INSUITE®One(インスイートワン)」を標準搭載する、高速回線付き専用サーバーレンタルサービス『iモバイルサーバー』を本日より開始いたします。

『iモバイルサーバー』は、ドリーム・アーツの「INSUITE®One」をプリインストールしたサーバーを320Mbpsの高速回線及び保守サポート等をパッケージングして、グローバルメディアオンラインが1台まるごとレンタルするサービスです。「INSUITE®One」は、ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:茂木 正之)が提供する「Miracle Linux Standard Edition」(Linux OS)をインフラとした、高機能グループウェア機能を持つWebベースのEIP※1(企業情報ポータル)プラットフォームで、iアプリ/iモードにも完全対応しています。
お客様は、『iモバイルサーバー』を利用する事により、専用のモバイル端末や通信回線を使うことなく、iアプリ/iモード対応の携帯電話のみで、社内LAN等での共同作業を簡単にインターネット上で実現する事が可能になります。

また、『iモバイルサーバー』では、高速回線付き専用サーバーとしての側面もあり、 CGI※2 / SSI※3に加えて、データベースシステム及び多様なアプリケーションの利用や、複数ドメインによる複数コンテンツの運用等、幅広いニーズを充たす高度なWebシステムを簡単に構築する事も可能です。グローバルメディアオンラインでサーバーを一括管理するため、運用面においても専門のシステム管理者を雇う必要がなく、メンテナンスフリーである等のメリットがあります。

今後も、グローバルメディアオンラインとドリーム・アーツは、協力して企業やSOHO向けのインターネット・ビジネスに最適な高付加価値ソリューションを提供していきます。

なお、本日より、本サービスの1ヶ月間の無料お試しキャンペーンを実施します。

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、iモード企画部長夏野剛氏は、、次のように述べています。

iアプリユーザーは、すでに580万人以上であり、これらをビジネスへ活用したいとのニーズが高まっています。この『iモバイルサーバー』を利用する事で、企業ユーザーは特別な設備を導入することなく、iアプリ/iモード携帯電話による高付加価値ビジネスモバイルソリューションを実現する事が可能になります。ドコモにおける企業向けソリューションの有力なツールとして、大きく期待しています。

また、ミラクル・リナックス株式会社代表取締役社長 矢野広一氏は、次のように述べています。

ミラクル・リナックス株式会社は、「iモバイルサーバー」のサービス開始を心より歓迎します。安定性の高い「Miracle Linux」上に高機能な「INSUITE®One」を標準搭載することで、より信頼性・拡張性の高い「iモバイルサーバー」サービスをお客様へご提供できるものと確信しております。
プラン名 月額利用料金 ユーザー数 用途
ENTRY
(エントリー)
¥99,800- ~20 個人事業主・SOHOの方。あるいは部署単位での導入に…
STANDARD
(スタンダード)
¥199,800- ~100 全ての機能がリーズナブルな価格で…
ENTERPRISE
(エンタープライズ)
¥299,800- ~300 従業員数100名以上の企業様に…
(別途、初期費用として¥100,000が必要です。消費税別)

INSUITE®Oneについて

高機能グループウェア機能を持つ、ナレッジマネジメント支援型の新世代EIP(企業情報ポータル)プラットフォームです。iモード、Palm OS、Pocket PC等のモバイル環境にも完全対応しています。

※1 EIP:
EnterpriseInformationPortal。企業のファイヤーウォールの内側におく社内向けのポータルで、イントラネットとインターネットをリンクする機能を持ち、単一のインターフェイスで企業内外の情報にアクセスできるしくみ。
※2 CGI:
Webサーバーが、Webブラウザからの要求に応じて、プログラムを起動するための仕組み。サーバー上で計算やプログラムの実行を処理し、その結果をブラウザ上に表示する等、プログラムの処理結果に基づいて動的に文書を生成し、送出することが可能。
※3 SSI:
WWWサーバーにクライアントが接続したとき、HTML文書にサーバー側で何らかの処理を施してからクライアントに送信する技術。アクセスカウンターや、アクセス解析スクリプト等に利用。

活用事例

売上向上

他のアプリケーションと連動して、営業担当者が外出先からiモードで在庫確認を行う事が可能です。発注申込があった場合、その場で商品予約(発注)を行うことができます。
複数店舗で商品販売キャンペーンを実施する際、各店舗ごとの売上状況等をiモード経由で収集。収集したデータはサーバー(ホスト)側で自動集計し、最新の売れ筋情報、営業ランキングなどを各店舗に一斉通達する事が可能です。
営業の日次報告等、営業担当者や店舗毎の営業成績や結果を、iモードでリアルタイムに送信出来ます。そのデータをサーバー側で自動集計し、ランキングや達成状況を一斉配信する事も可能です。
各営業担当者の営業レポートや案件の進捗状況等の情報を共有する事が可能です。成功例のみならず、失敗例についても情報共有する事で、より適切なアプローチを取る事が可能になります。

業務効率&経費削減

タイムカード機能を利用して、直行・直帰の出退勤申請をiモードから受付可能です。
フィールドエンジニアの出退勤・活動情報/実績データをiモードから入力してもらい管理集計を自動化。(原価管理)
外出先から会社のPCに届いたメールをiモード携帯電話でチェックする事が可能です。
外出時、取引先からの電話等の連絡をiモードで確認。Phoneto機能を活用し、そのままコールバックできます。
時と場所を選ばず、iモード経由でグループメンバーのスケジュール予約、会議室予約、参加確認を行うことができます。
グループメンバー及び個人のタスク管理をiモードで行うことが可能です。タスクの進捗率は見やすくグラフィカルに表示されます。

業務効率&経費削減

iモードからグループメンバーのスケジュール確認、予約を行うことができます。
会社からの通達連絡事項を掲示板やメールで通達する事で、情報の伝達をより確実にします。
グループメンバー全員で取引先のアドレスを共有利用する事が出来るため、外出先でもiモードを利用して取引先と連絡する事ができます。
テーマごとのメーリングリスト機能でオンラインディスカッションができます。
取引先の情報もグループで共有できるので、名刺管理も簡単です。

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