2022年3月24日

赤ちゃん本舗、SmartDB®︎で承認スピードを短縮現場主体の業務デジタル化を推進

 「デジタルの民主化」のリーディングカンパニー 株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、このたび株式会社赤ちゃん本舗(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:味志 謙司、以下 赤ちゃん本舗)が、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みの一環として2021年11月1日より大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®︎(スマートデービー)」を導入し、2022年3月に効果測定をおこなった結果、デジタル化した申請業務の承認リードタイム短縮などの効果がみられましたので発表します。

コロナ禍で浮き彫りになった課題をデジタル活用で解決

 赤ちゃん本舗は、マタニティ&ベビー・キッズ用品の専門店として長らく愛され、今年で創業90周年を迎える企業です。 モノとコトを通じた新たな価値創造、社会貢献を目指しており、全国121店舗のほか海外に2店舗を展開するなど、グローバルに事業を拡大しています。
 赤ちゃん本舗では新型コロナの感染拡大以来、本部業務のさまざまな改善に取り組んできました。 その一環として、全社の業務デジタル化プラットフォームとなるツールの導入検討を開始しました。

運用開始から短期間で、承認スピードを短縮

 複数のツールを選定するなかで、申請者の属性や申請内容に応じた承認プロセスの自動判定機能のほか、一般の利用者の使いやすさを重視しSmartDB®︎を採用しました。 SmartDB®︎の導入後は、特に重要度が高く、業務フローが複雑で運用難易度が高い稟議業務や採用・労務業務を優先しデジタル化に着手。 現在では14業務のデジタル化を完了し本番運用を開始しています。 これまでは直列の回付しかできなかった紙での運用を、SmartDB®︎でのデジタル化に合わせて業務を見直し、複数人に対して同時に承認依頼をまわす合議形式に変更したことでリードタイムの短縮を実現しています。

【イメージ:起案内容による承認ルート設定】

 また、SmartDB®︎では各自の考えをコメント欄に記載しやすい環境になったことで、従来より納得感のある意思決定につながっています。

 赤ちゃん本舗では、今後さらにデジタル化を加速させるための体制を拡大し、将来的には自律的にSmartDB®で業務アプリ開発をできるメンバーがすべての部門に存在する状態を目指しています。

株式会社赤ちゃん本舗 業務DX統括部 統括部長 矢ノ目 和人 氏からのコメント

 赤ちゃん本舗が今年90周年を迎えるなか、あらゆる社内業務のデジタル活用に取り組んでおり、全社の働き方を大きく変えようとしています。
 これまでのシステム部門頼りの状況を脱し、現場部門が主体となったデジタル活用を推進するうえでのパートナーとして選定したのが、ノーコード・ローコード開発基盤のSmartDB®︎と「デジタルの民主化」を掲げるドリーム・アーツ様でした。 今後、すべての部門にSmartDB®︎で業務アプリを開発できるメンバーを育てる計画です。 これにより、まずはこれまで紙で回付していた申請書類すべてをスピーディーにデジタル化。 そしてバックオフィス業務にとどまらず、商品開発の工程管理などフロントライン業務のデジタル化・仕組み化などにも取り組みたいと考えています。
 今回のSmartDB®︎導入による現場が主体となった業務デジタル化の体験を通して、全社・全スタッフのデジタルに対する意識を変え、赤ちゃん本舗における全社DXを加速させてまいります。

 ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。


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