食品スーパー「カスミ」、テナント向け水光熱費の請求業務にSmartDBを採用
〜業務部門の担当者が3カ月で構築、工数約60%削減し属人化解消〜
大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、首都圏を中心に食品スーパーマーケットを展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(U.S.M.H)のグループ会社である株式会社カスミ(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:折本 文孝、以下カスミ)が、各店舗に入居するテナント向けの電気・ガス・水道料金(水光熱費)の請求書業務のデジタル化に「SmartDB®︎(スマートデービー)」を採用し、2026年5月に全店で本格運用を開始したことをお知らせします。 業務部門の担当者がSmartDB®︎で内製化し、対象業務の工数を約60%削減するとともに、業務の属人化を解消しました。
SmartDB導入の背景:インボイス制度対応で増加した「基幹システム外」の業務
カスミでは、各店舗に入居する500以上のテナントに対し、電気・ガス・水道の使用量に応じた水光熱費を毎月請求しています。 インボイス制度への対応により明細書の発行が必要となったことで、請求業務はさらに複雑化していました。
一方、既存の基幹システム(賃貸管理システム)は制度変更への迅速な対応が難しく、検針値の確認や料金計算、仕訳データや請求書の確認などをExcelや手作業で補完していました。 その結果、業務知識や運用ノウハウが特定の担当者に依存し、確認漏れや入力ミス、業務負荷の偏りが課題となっていました。 また、業務データが分散していたため、処理状況の把握や業務改善にも時間を要していました。
基幹システムの全面刷新には1年以上を要することが想定され、制度対応を短期間で実現することは困難でした。 そこで、既存システムを活かしながら周辺業務をデジタル化する手段として、ノーコードで柔軟にアプリケーションを構築できるSmartDB®︎を2025年11月に採用しました。
SmartDBで実現したこと:属人化した複雑な業務を標準化、継続可能な運用へ
水光熱費の請求業務は、店舗・テナントごとに契約条件や算定方法が異なります。 そこで、SmartDB®︎では、各店舗・テナントの契約情報をマスタ化し、それを参照して料金を自動計算する仕組みを構築しました。 複雑な業務ルールを標準化することで、担当者の知識や経験に依存しない運用を実現しています。 また、請求情報を一元化することで、手作業や二重入力を削減し、確認漏れや入力ミスの防止にもつながっています。
システム開発は不動産管理部門の担当者がドリーム・アーツの伴走支援を受けながら約3ヵ月で実施し、2026年5月に全店へ展開しました。 その結果、対象業務の工数を月当たり約15人日から約6人日へと約60%削減し、業務の進捗や負荷の可視化も実現しました。
今回の取り組みにより、属人化しやすい複雑な業務を標準化するとともに、複雑だった業務の効率化と改善につながりました。


SmartDBの選定理由:ノーコードで複雑な請求業務にも柔軟に対応
製品選定においては、以下の点が特に高く評価されました。
・ノーコード開発による現場主導の改善業務を理解している現場担当者が自らアプリケーションを開発・改善でき、法令改正や業務変更にも迅速かつ柔軟に対応できる点。
・複雑な業務ロジックに対応できる豊富な標準機能契約条件や請求ルールなど複雑な業務ロジックを標準機能で実装でき、入力から承認、データ出力までを一元化できる点。
・手厚い伴走型の導入・運用支援体制導入検討から運用開始後まで一貫した支援が受けられ、継続的な改善にも対応できる体制。
株式会社カスミからのコメント
インボイス制度への対応を契機に、水光熱費の請求業務はより複雑化し、従来の運用方法では対応が難しい状態となっていました。 SmartDB®︎で業務ルールを標準化したことで、業務の安定運用を実現するとともに、既存システムを活かしながら、現場主体で短期間に業務改善を実現できたことも大きな成果です。
ドリーム・アーツには、単なるシステム提供にとどまらず、業務改善をともに推進するパートナーとして、今後も現場に寄り添った支援と継続的な提案を期待しています。
ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。