TSUTAYA、直営店舗と本部間のコミュニケーション基盤を刷新
株式会社ドリーム・アーツ(東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が全国に1475店舗展開する「TSUTAYA」のうち、約100店舗の直営店舗と本部間コミュニケーションを強化するため、多店舗マネジメントを支援するベストプラクティス型クラウドサービス「Shopらん®」を2012年9月から提供開始したことを発表いたします。
顧客接点となる店舗の接客時間を増やすため、店舗・本部間コミュニケーションを見直し
書店チェーン売上高で国内最大規模のほかDVD・CDなどの販売も展開するTSUTAYAでは創業時からのコンセプトである「新しいライフスタイルの情報を提供する拠点」として、サービスの拡充・改善を日々続けています。お客さまとの直接の接点である店舗(TSUTAYA)に関しても、サービスのさらなる改善を進めるべく、店舗主導で様々な改革施策を進めています。
その取り組みのひとつとして、TSUTAYAで利用する端末、その端末上で操作するアプリケーション刷新の検討を行いました。これまで店舗・本部間のメールなどによるコミュニケーション上の課題(情報の洪水や発信される情報が均質的でない等)を解決し、店舗要望に対応できる本部の実現と店舗で重要となるお客さまとの接客時間をより多く捻出するため、多店舗事業における改善ノウハウが凝縮されたクラウドサービス「Shopらん®」の導入を今回決定しました。
Shopらん®は、多店舗事業における本部・店舗間の情報共有と対話のベストプラクティス(最良の手本)を凝縮したクラウドサービス:BaaS(Best practice as a Service)です。「魅力・競争力・販売力のある店舗網づくり」を実現するために、本部・店舗間で日々発生している情報と対話の洪水を整流化し、オペレーションの質とスピードの向上を強力に支援します。
CCCが掲げるビジョンの実現に向けて
カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYAカンパニー 直営本部 エリア直営部 家村 卓氏は、次のように述べています。
Shopらん®は、今後もお客さまのご要望や活用ノウハウ、成功事例を、クラウドならではの頻繁なバージョンアップでサービスに反映することで、店舗オペレーションを革新するベストプラクティスを提供してまいります。
CCCは顧客中心を掲げ、顧客接点である現場=店舗が主体的に発信した企画を実現する本部を目指しています。そのためには直接のお客さま接点となるTSUTAYA店舗において、企画が生み出され、本部に情報が伝わる環境を作り出すことは本当に重要な課題でした。店舗・本部間コミュニケーションを改善し、顧客接点として、企画の現場として、事業のコアである店舗の貴重な時間を奪わないコンセプトのもと作られたShopらん®の導入が、新しいTSUTAYAの実現に繋がると期待しています。