2011年11月9日

兼松エレクトロニクス(KEL)、ドリーム・アーツの企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE」のサービス提供を開始ビジネス現場の創造性、業務遂行力を飛躍的に向上させる「ビジネス・コックピット」をクラウドで提供

兼松エレクトロニクス株式会社(社長:榎本秀貴、本社:東京都中央区、以下KEL)は、株式会社ドリーム・アーツ(社長:山本孝昭、本社:東京都渋谷区、以下ドリーム・アーツ)とクラウドパートナー契約を締結し、ドリーム・アーツの企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE」のクラウド型でのサービス提供を、10月1日より開始したことを発表しました。

サービス提供開始の背景

現在、ビジネス環境の急速な変化や製造業を中心とした国内企業のグローバル化に伴い、情報共有の在り方も多様化しています。また、本年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、在宅環境でも業務可能なワークスタイルが求められており、社内ポータルサイトや掲示板、メッセージング機能など、社内の情報共有システムをクラウドサービスで利用したいというニーズが顕在化しております。
このような状況から、主として大企業におけるクラウド型EIP(Enterprise Information Portal)・グループウェアの要望が高まっておりますが、既存のパブリッククラウドサービスでは社内の基幹システムや業務フローとの連携などのカスタマイズ性に優れたサービスが少なく、市場の想定よりも普及していないのが現状です。
上記の背景を踏まえ、KELはこのたび、企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE」の開発元であるドリーム・アーツとクラウドパートナー契約を締結し、「INSUITE」のクラウド型でのサービス提供を開始いたしました。

「INSUITE」は、あらゆるビジネス現場の創造性、業務遂行力を飛躍的に向上させる「ビジネス・コックピット」をコンセプトとした企業情報ポータルです。国内の大企業に多数の導入実績を持ち、現場力を革新する協働基盤として活用されています。様々なEIP・グループウェアの中でも、「INSUITE」は高いカスタマイズ性と柔軟性を備えているほか、ビジネスシーンでの利用が急増しているスマートフォン等にも対応しているのが特長です。
KELでは、すでに兼松株式会社(社長:下嶋政幸、本社:東京都港区、以下:兼松)の国内拠点向けに、「INSUITE」をクラウド型でサービス提供しております。同社は「INSUITE」を次世代情報共有基盤として位置づけ、今後、グループ各社に対しても順次展開を図ることで、企業を超えたコラボレーションの活性化を期待しています。さらに、KELにおいても本サービスの社内導入を決定しており、自社での実践利用によって培ったノウハウを基に、お客様のニーズに合わせた最適なクラウドサービスを提供してまいります。

なお、兼松にて本サービス導入を担当された、システム企画部 稲田美枝氏は、以下のとおりコメントしています。

「今回INSUITEのスケジューラー導入によって、東京本社のみならず、国内拠点との全社的なスケジュール・施設設備共有が可能となりました。導入以前までは、各部署や拠点で個別のツールを使用していたため、スケジュール調整や施設設備予約に手間がかかっていましたが、導入一ヶ月程で定着し利便性が向上されました。今後は、海外店への導入及びポータルなどの機能も更改予定となっており、より一層社内業務効率の向上に貢献していきたいと考えております。」

サービス利用料金

月額:800円~/1ユーザーアカウント

今後の展開

KELは、2012年3月期を初年度として、3ヵ年で30,000ライセンスを目標にサービス展開してまいります。

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