2018年10月23日

外食大手の物語コーポレーション、有事の柔軟な対応にビジネスチャット「知話輪」を導入業務をつなぐコミュニケーションツールで意思決定スピードを加速

株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、株式会社物語コーポレーション(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長 CEO:加治幸夫、以下 物語コーポレーション)へビジネスチャット「知話輪®(ちわわ)」を、提供したことを発表します。2018年9月より、物語コーポレーションは本社の企画・営業(店舗運営)部門や購買物流部門で「知話輪」の利用を開始しており、順次、利用範囲を拡大していく予定です。

たび重なる大規模災害を契機に、新たなコミュニケーションのあり方を検討

「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」などの外食事業を全国展開する物語コーポレーションでは、東日本大震災をきっかけに、緊急時における専用連絡ツールを導入し、運用していました。しかし、次々と大規模災害が起こるなか、既存ツールの操作感における課題が浮き彫りに。そのため、直感的な操作が可能で、災害時に外食事業が果たすべき社会的使命にスピーディに対応できるビジネスチャット「知話輪」の採用に至りました。「知話輪」は通常業務におけるコミュニケーションに加え、外出先からも社内の業務システムへセキュアにアクセスできるビジネスチャットです。日常的な業務での利用に加え、有事の際は一斉メールを送ることなく即座にスタッフの安否確認ができ、意思決定に欠かせない業務確認も遂行できる点などが評価され、導入が決定しました。

製品の連携により日常業務の意思決定スピードを大幅アップ

「知話輪」は他製品と連携することにより、業務レベルをさらに高めるツールとして効果を発揮します。たとえば、柔軟なワークフロー機能を備えるWebデータベース「ひびき®Sm@rtDB」と連携することで、申請・承認などの意思決定に関わる業務をスマートフォンのスワイプ操作ひとつで完結できるなど、有事の際以外でも業務効率の向上を支援します。物語コーポレーションでは「ひびき®Sm@rtDB」のほか、企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE®」や「DCS(DreamArts クラウドサービス)」を利用しており、これらを組み合わせることで、意思決定のスピードを高めています。 今回の「知話輪」導入は、特に意思決定のスピードがビジネスを左右する本社の企画・営業(店舗運営)部門や購買物流部門から先行運用を開始し、その後、順次利用部門および業務を拡大していく予定です。

イメージ:「知話輪」のチャット画面 イメージ:「知話輪」のチャット画面

出先でもリアルタイムにワークフローの確認・承認をおこなうことで、すきま時間を有効に活用。有事には緊急用グループを立ち上げ、適切な人と素早くコミュニケーションがとれます。

イメージ:物語コーポレーションで利用している製品群 イメージ:物語コーポレーションで利用している製品群

災害時の役割も確かに果たすセキュアなツールとして採用

物語コーポレーション 管理本部 システム部 部長 井村洋章氏は次のように述べています。

ビジネスチャットとして「知話輪」を採用したことは、災害時に備えた普段使いの情報伝達手段の必要性が高まるなかで最適なタイミングだったといえます。業務で利用する以上は、日々変化する業務に柔軟に対応できることと、強固なセキュリティと優れた耐障害性は必須条件でした。ドリーム・アーツ社のプロダクトは大企業特有の多様な権限管理などセキュリティ面も充実しており、情報漏えい対策や障害対策にも不安はありませんでした。もともと活用していた「INSUITE®」や「ひびき®Sm@rtDB」を、ドリーム・アーツのクラウドサービスである「DCS」に移行したことも採用への機運を高めました。 現場で得た気づきや感覚など意識を共有するという製品コンセプトは当社の向かうべき方向性と合致しており、まさに我々が求めていたツールだと考えています。今後も、組織の対話を促進し、実行スピードを高めるツールとして活用していくためにドリーム・アーツ社のさらなるサポートを期待しています。

ドリーム・アーツは、今後もお客さまのニーズを捉え、「現場力強化」、「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。

「DCS」はサービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しています。

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