2025年5月8日

丸紅I-DIGIOホールディングスがグループ共通のデータ基盤としてSmartDB®︎を導入
各社に点在する11のワークフローシステムを統合

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐藤 由浩)と大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、丸紅I-DIGIOグループで、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®︎(スマートデービー)」を導入、利用開始したことを発表します。
 丸紅I-DIGIOグループでは、2024年10月よりSmartDB®︎で構築した稟議業務アプリを丸紅I-DIGIOホールディングスで利用開始し、2025年4月には丸紅I-DIGIOグループ約1,400名での運用を始めています。

丸紅I-DIGIO × SmartDB

SmartDB®︎の導入背景

丸紅I-DIGIOホールディングスは、市場変化に迅速かつ戦略的に対応することを目的として2023年4月に丸紅グループの情報通信に係る子会社4社の持ち株会社として設立され、5社で丸紅I-DIGIOグループを構成。 製造ソリューション、流通・産業ソリューション、デジタルソリューション、IT基盤サービスの4事業セグメントに注力し、商社の強みである幅広い顧客基盤とネットワークを生かした成長戦略を推進しています。
 丸紅I-DIGIOホールディングスは、グループ内のコーポレート業務を効率的かつ安定的に運用するため、各社のコーポレート部門を集結した「コーポレートセグメント」を設置し、企業の意思決定の根幹を担う稟議業務の改善に向けて、各社に点在する11の稟議ワークフローシステムを統合する新業務基盤を導入しました。

SmartDB®を選んだ理由

システム選定の際に重視したのは、ワークフローとデータベースを備えていること、およびユーザ情報の追加・更新を含む管理のしやすさでした。 旧ワークフローシステムではデータベース機能の不足によりデータの利活用が難しく、最終承認後の内容を台帳へ転記するなどの手間も発生していました。 また、組織変更の際にユーザ情報のメンテナンスを柔軟に実現できる必要がありました。 これらの要件に加え、購買管理システムや電子契約サービスなど他システムとの連携実績の豊富さからSmartDB®︎の導入を決定しました。 期待される効果は以下の通りです。

  • 管理コストの削減:各社の情報システム部門が個別に管理・メンテナンスする工数を削減
  • 運用コストの削減:システム統合により運用費が従来の半分以下になる見込み
  • 監査対応の効率化:メールを遡るなど手作業による情報収集の工数を削減

現在は、丸紅I-DIGIOグループで稟議業務に利用しています。 将来は、案件管理・契約締結・請求書管理などの業務に活用範囲を拡大する想定です。 また、『マルチGATEセキュリティ(※1)』オプションの活用により、さらに強固なシステム基盤を構築することで、社外ユーザへの利用拡大も検討しています。

※1 大企業の多様化する働き方に必要不可欠なガバナンス強化を実現するセキュリティオプション
https://www.dreamarts.co.jp/news/press-release/pr241212/

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社 管理本部 情報企画部 部長 喜多大樹からのコメント

新業務基盤の導入検討を開始した当初、一部で導入していた別システムの利用拡大を考えていましたが、グループ共通基盤としての要件を満たさず断念しました。 その後も検討を続けましたが、なかなか適したものが見つかりませんでした。 2024年3月にようやくグループ横断の基盤に適したサービスであるSmartDB®︎に出会い、プロジェクトの一歩となる稟議業務アプリの利用開始に踏み出すことができました。
 日本の企業文化に響くソリューションを20年以上安定して提供し、定期的なアップデートにより利便性を高め続けるドリーム・アーツには“協創パートナー”として今後もご支援いただけることを期待しています。

丸紅I-DIGIOグループとドリーム・アーツは、今後も“協創”で「現場力強化」「企業競争力向上」の領域において、さらなるパートナーシップを育んでまいります。


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