ドリーム・アーツのShopらん®、外国人スタッフの活躍を支援する「AI翻訳」を発表
全世界で約3,000店舗のすかいらーくからコメント
大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん®︎(ショップラン)」の新オプション「AI翻訳」を2025年5月21日に提供開始します。 AIを用いたルビ(ふりがな)生成機能と翻訳機能で、店舗で働く外国人スタッフの活躍を支援します。
小売業界のグローバル化に伴う課題背景
多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービスShopらん®︎は、多店舗運営に伴うコミュニケーションの課題に特化したソリューションとして、数多くのチェーンストアを長年支援してきました。 これまでに28カ国、約60,000店舗(※1)で利用されており、15年以上前から中国語(簡体字、繫体字)や韓国語、タイ語、ロシア語などの多言語対応をおこなうなど、海外展開をすすめる企業を支援してきました。
人口減少が加速する日本では、特に小売・飲食店で外国人スタッフの起用が急増しています(※2)。 本部からの指示やエリアマネージャー、店長とのコミュニケーションにおいて、言語が障壁となり、スムーズな意思疎通に課題が生じています。 長期的な事業成長を見据えると、将来の店舗運営を担う人材として外国人スタッフを育成していくことが不可欠となります。 そのためには外国人スタッフの日本語学習を支援することはもちろん、外国語への翻訳が難しい専門・社内用語をそのままのニュアンスで伝達し、理解してもらうことが重要です。
このような背景から、Shopらん®︎は外国人スタッフが日本で活躍することを支援し、店舗オペレーションの質向上を目指す、言語機能をメインとした新オプションを提供します。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50256.html
外国人スタッフの言語習得と店舗オペレーションの向上を支援する新オプション「AI翻訳」について
「AI翻訳」でできることは以下の2点です。
1. AIルビ(ふりがな)生成機能
本部からのお知らせ本文にAIでルビを生成します。 難しい漢字でも平仮名のルビがついた通知内容にすることで、外国語では伝わりづらい細かいニュアンスや概念を伝えられるようになります。 また、翻訳に頼らず日本語を読む習慣をつけることで外国人スタッフの言語学習にもつながります。

2. AI翻訳機能
AIで本部からのお知らせを翻訳します。 ベトナム語やインドネシア語、ミャンマー語など、14カ国語に対応します。 外国人スタッフの母国語で表示されることで理解できる状態をつくります。

デモンストレーション動画は以下からご覧いただけます。
https://youtu.be/Xhui1S7M_5A/
今後は、従来のキーワード検索よりも正確で便利に活用できるAI検索機能や、お知らせの自動生成機能を順次提供予定です。
サービス提供時期と価格について
本オプションはオープン価格で、2025年5月21日より提供を開始します。 利用にはShopらん®︎およびオプションをお申し込みいただく必要があります。 詳しくはお問い合わせください。
株式会社すかいらーくホールディングス マーケティング本部
フィールドDXグループ リーダー 西田 忠之氏からのコメント
現在外国人スタッフの採用を強化しており、今年度も大勢の受け入れを見込んでいます。 外国人スタッフとは普段から平仮名でコミュニケーションを取っており、将来の店舗を担う人材の教育という面でも日本語でやりとりをすることは重要であると考えています。 そういった弊社の状況とShopらん®︎の新オプション機能は親和性があり、期待しています。
ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。