真の働き方改革セミナー 最強の組織パフォーマンスとは
真の働き方改革セミナー 最強の組織パフォーマンスとは

真の働き方改革セミナー 最強の組織パフォーマンスとは~組織が本当に変わる「場」づくり、社内コミュニケーション改革はここから始める~

日程

2018年11月5日(月)

会場

日本マイクロソフト株式会社 品川本社セミナールーム

2018年11月5日(月)、日本マイクロソフト品川オフィスにて、「真の働き方改革セミナー 最強の組織パフォーマンスとは」を開催しました。本セミナーでは、制度やルール、環境づくりなどの形だけの取り組みではない、本来あるべき組織全体の「意識」や「風土」を変える真の働き方改革を、事例を交えてご紹介いたしました。

第一部
越川 慎司 氏

正しい働き方改革の進め方
~500社の事例から学ぶ成功する方法~

  • 株式会社クロスリバー
    代表取締役 CEO アグリゲーター
越川 慎司 氏

「働き方改革は目的ではなく、手段です。」———越川氏がCEOを務める株式会社クロスリバーでは、週休3日、メンバー全員が複業、オフィスなし、共有の会議なしという新しいワークスタイルを実践している。日本マイクロソフトで執行役員をされていた経験もある越川氏は、いままでに500社以上の働き方を変えてきた経験をもとに、働き方改革に失敗する企業に共通するのは、目的が定まっていないことだと述べた。

働き方改革の成功を実感している企業は、非常に少ない。それは、何をもって成功とするか、目的が定まっていないからだという。目的を定める重要性を述べたうえで越川氏は、よくある企業の働き方改革の失敗例を紹介した。
残業の禁止、働き方改革チームの編成、AI・RPAの導入。先述のようなよくある働き方改革は、制度、取り組み、システムの導入、それ自体が目的になってしまっている。そのため、会社の目的が見えない社員は腹落ちせず、働き方改革が形骸化してしまうという。

社員の腹落ち感とは、社員の働きがいにつながる。社員の働きがいに結び付くワークスタイルを実現するために、働き方改革がある。時短勤務なども、労働時間を短縮することが目的ではなく、空いた時間で付加価値を創造し、働きがいを生むことがゴールなのである。

「大事なのは、HOWではなく、WHYである。」———なぜ自分たちが働き方改革をするのか、目的を見定め、定量的な目標を設定することが働き方改革を成功に導く。越川氏は、あくまで働き方改革とは、企業が、社員が、実現したい目標を達成するための手段であると述べ、「どうやるかではなく、なぜやるのかを考えて行動してください」と講演を締めくくった。

第二部
栗木 楽

現場の「やりたい!」と「意識共有」をITでデザインする社内コミュニケーション改革

  • 株式会社ドリーム・アーツ
    営業本部
栗木 楽

「働き方改革は、まず風土改革から」———働き方改革には、制度の改革、道具の改革、風土の改革が存在するが、形だけの働き方改革で終わらせないためには、社員全員が腹落ちし、内なる動機づけを持っていることが不可欠である。そのためには、風土こそが人を動かし改革を具現化する土台であるとして、制度よりもまず風土を変えることが必要であると、栗木は述べた。

それでは、どんな風土が望ましいのか———企業の風土は、順応型、達成型、多元型、進化型などのパターンに分けられる。どの風土が望ましいかは、企業の目指す目的によって異なるので一概には言えない。しかし、ひとつ言えるのは、組織風土とは目指す組織に最適な風土を能動的につくるべきものであるということだ。その風土づくりを手助けするものとして、ツールが必要になると、栗木は説明した。

これだけコミュニケーションに関係するツールが揃っているのに、風土が変わらないのはなぜか。———メール、ビジネスチャット、WEB会議、社内SNSなどさまざまなツールが企業では導入されているにも関わらず、社内で風土が変わらないのはなぜなのか。それは、それらのツールが少人数で情報の鮮度を重視したコミュニケーションをするためのツールだからである。このようなツールは、企業の風土、社員の意識を変えるほどのパワーはない。大規模な風土改革にはポータルが最適であるとし、ドリーム・アーツのポータルを導入いただいているJAL様、J:COM様の事例を交えてポータルの必要性に言及した。

ポータルは、企業全体の意識を共有するバーチャルな共同体である。風土に働きかけるほどの魂のこもったポータルをつくるためには、組織の仕組み、情報の発信者側、受信者側の気持ちすべてを理解し、トータルデザインする必要がある。風土を変えるためには、ツールを引き金に、コミュニケーションをいかにデザインするかが重要であると述べた。

第三部
山本 築 氏

働き方改革とセキュリティ対策は両立できる!
~“今”増えている、いつでも・どこでも安全に働けるIT環境とは~

  • 日本マイクロソフト株式会社
    マーケティング&オペレーションズ部門
    Microsoft 365 ビジネス本部
山本 築 氏

マイクロソフトの考える働き方改革とは、「コミュケーションコラボレーションの非効率・機会損失がゼロ」の状態である。具体的な例を挙げれば、イノベーションを起こすために、誰がその分野に詳しいかを見つける際にTeams・Skypeを代表するコミュニケーションツール、最適な答えを提案してくれるAIなどをいつでも使えるようにすることで非効率・機会損失をゼロにする。

情報が見える化されていないために生まれる機会損失。人力では調査することも、相関をとることも難しいほどの大量のデータ。チームメンバーとの情報共有を阻害するコミュニケーションの非効率。マイクロソフトでは、これらをコミュニケーションツールやAIを用いることによって、改善していく。上記の具体的な例を、事例と製品ムービーを交えて、イメージしやすい形で紹介。

働き方改革で新しいワークスタイルを実現しようとすると、直面する課題が「端末を持ち出せない」というものだ。「現在のセキュリティのほとんどが、人ではなく、場所に依存しているため、自由なワークスタイルを阻害してしまっている」と山本氏は述べる。企業のセキュリティ環境は、場所に依存するネットワークセキュリティから、人に紐づくIDセキュリティに移行し始めている。マイクロソフトのセキュリティは、すべて個人に紐づくセキュリティで管理されているため、個人個人の働き方に合わせたワークスタイルを無理なく実現することができる。

働き方改革とセキュリティは深く関係しており、業務・情報を見える化し非効率・機会損失をゼロにするためには、セキュリティをそのワークスタイルに適したものに変える必要がある。「個人に基づく、ゼロトラストネットワーク技術によって、働き方改革とセキュリティは両立することが出来る」と山本氏は述べた。

ご来場いただいた皆様の声
  • 「働き方改革」についてもう一度振り替えってみる良いきっかけになりました。
  • 実行のためのヒントをいただきました。ありがとうございます。
  • ITを引き金に行動に移すというのが、明確なヒントになりました。
  • 働き方改革の目的や、人的側面について理解することができました。
  • 「腹落ち」する内容が多く、非常に参考になりました。

ドリーム・アーツは、これからもお客さま、パートナーさまとの「協創」を推進し、信頼していただける企業を目指してまいります。