Web2.0時代のグループウェア、EIPセミナー
Web2.0時代のグループウェア、EIPセミナー

Web2.0時代のグループウェア、EIPセミナー

日々の社内コミュニケーションからはじまり、内部統制や2007年問題などまで、今日情報系ITシステムに求められる役割はますます重要になってきています。加えて、組織の知的資産活用の難しさや、溢れ返る情報の整備など、課題は山積みです。

そこで、ドリーム・アーツは、企業にとってのグループウェアとEIP(企業情報ポータル)はどうあるべきなのか、再定義いたします。 タイムリーなテーマを扱い、Web2.0時代の今求められる情報系システムのあるべき姿を事例を元に探ります。また、Ajax技術を採り入れた、最新版INSUITE®Enterprise2.0のデモンストレーションを行います。

現在グループウェアやEIPの導入を検討されている企業様や、まだ導入検討していないが、活用方法を模索していらっしゃる企業様は必見の内容となっております。皆さまのご来場をスタッフ一同、心よりお待ちしております

セミナー概要
日時
2007年5月10日(木)14:00~16:10
会場

日本ヒューレット・パッカード株式会社 市ヶ谷本社

JR・地下鉄市ヶ谷駅より徒歩3分

対象
現在グループウェアや企業情報ポータルの
ー 情報収集などの調査をしている方
ー 導入を社内で検討されている方
ー ソフトウェアの選定をしている方
ドリーム・アーツセッション
吉村 厚司

Web2.0時代を乗り切る”カギ”は業務現場を支える「人」である

  • 株式会社ドリーム・アーツ 営業統括本部長
吉村 厚司

私たちを取り巻くIT環境は近年大きく変化し、Web2.0という新しい時代が到来しました。時代が変化した今、この大きな変化を上手く利用して新しい価値が創造されるのではないかと期待されています。その一方で、SNSやブログなどWeb2.0的な技術やコンセプトを用いるだけで、企業内のコミュニケーションがどのように変わるのか、という疑問を持つ人も少なくありません。「この疑問をどう解くかが、Web2.0時代のエンタープライズソリューションを効果的に築くカギとなる」と吉村は述べます。

続けて吉村は、時代の変遷とともにモノ自体が競争力の中心であった時代は過ぎ去り、現在は「人材」こそ競争力の源泉であると強調。「モノそのものより、競争力のあるモノを作り続けられる体質、その仕組みこそが大事な時代」と説明します。「企業の競争力のカギを握るのは、人。それら人材が実際に活躍する各種業務を支援し、現場力を高めることが企業の力を高めることに直結する時代です。」Web2.0時代の企業には単純に新しい技術やコンセプトをキャッチアップするのではなく、現場で成果を上げるための情報を社内外問わず、誰もが自在に活用できる企業風土を築くことが求められているのです。

企業内システムにおけるWeb2.0への期待

セミナー会場の様子

コンシューマーから来た流れであるWeb2.0を、企業内システムで効果的に活用するためにはどういった点に留意すべきでしょうか。「多くの人が抱いているWeb2.0への関心や期待は、新しい技術を導入することではなく、ITがより効果的に、もっと便利に活用できるのではないかという漠然とした期待ではないでしょうか」と吉村は述べます。逆に言えば、それは現状のITシステムに対して多くの人が満足していないことを表しており、それがWeb2.0への関心や期待の高さに繋がっているとも吉村は指摘します。

Web2.0の進化は、あらゆるものが隔たり無くつながること。ITが得意としてきた定型業務やデジタルデータよりも、むしろITが不得意としてきた、非定型・不定形な業務やデータを扱えることで、ビジネス現場をダイレクトに支援することができる点が企業におけるWeb2.0の可能性だと吉村は続けます。その意味で、Web2.0は企業内システムにおいて多いに活用されるべき素地を持っているのです。しかしその前に、私たちのビジネス環境はWeb2.0の恩恵を十分に享受できるだけの環境が整っているのでしょうか? という疑問を吉村は投げかけます。「既に私たちのオフィスは情報や雑務で飽和し、洪水状態。取り扱う情報がこれ以上増えても、それを受け止めて有効活用するだけの余地がない状況に我々は追い込まれており、Web2.0の導入以前に、情報洪水の改善が急務です」と吉村は指摘します。

また、Web2.0へとパラダイムシフトしたことで、企業内ITシステムの役割も変化しています。従来のITの役割は業務ごとの個別最適と効率化が主でしたが、Web2.0時代では、社員の創造性やコミュニケーションの質を重視。セキュリティ含め、人の関わる現場そのものを包括して支援していくシステムが求められている状況にあると吉村。情報の洪水に苦しみ、同時に根本的な役割の変化を厳しく求められる企業にとって、Web2.0時代の今、相応しいシステムとはどのようなものなのでしょう。

Web2.0時代に求められるシステムとは

Web2.0時代に求められるITシステムとして、吉村は「ビジネス・コックピット」というコンセプトを取り上げました。ビジネス・コックピットとはEIP、グループウェア、ナレッジマネジメント、さらには業務アプリケーションが一体化し、現場業務を包括して支援するシステムであると紹介します。雑務を減少させ、PCに向かう時間を最小限にすることで、業務現場でのリアルなコミュニケーションや、考察に費やす時間を取り戻すことができます。続いて吉村は、「ビジネス・コックピット」ならではの”業務に自然と溶け込む使いやすさ”、”徹底的な「見せる化」”、”リアルタイムかつプッシュ型の情報共有”、”OneWindowでのシステム連携”などを紹介。Web2.0の概念と同じく、多くのユーザーに使われることで、さらに効果的で便利なシステムに成長し続けるというビジネス・コックピットの特長を解説しました。

続いてのデモンストレーションでは、「ビジネス・コックピット」のコンセプトを具現化した製品として、INSUITE®Enterprise2.0(以下、INSUITE®と表記)を弊社コーポレートマーケティング部栗木よりご紹介。機能紹介よりも、実際の実務現場においてINSUITE®をどのように活用できるかという点に焦点を当てた臨場感溢れるデモンストレーションを行いました。Web2.0における代表的な技術であるAjaxを用いたWebメーラー「Ajaxメーラー」のご紹介では、一般的なメールクライアントと遜色のないインターフェース、更にWebメーラーならではの機動力を併せ持つ機能性は、参加者の方々の関心を大いに惹きつけました。

株式会社ドリーム・アーツ マーケティング部 栗木 楽

セミナーの後半では、再度、吉村が登壇し、業態も課題も異なる複数企業の導入事例をご紹介。いずれのお客様もシステムを刷新したことで、単なる効率化・自動化に留まらず、新しい価値の創造を実現した企業。各社の抱えていた課題と、その解決に向けての取り組みが詳しく紹介されました。事例紹介のまとめとして吉村は、各社の重要な共通点として目先の課題や技術ではなく、将来の成長を見据えたプラットフォームを選択したことで、新しく生まれた課題に対処することができ、継続したカイゼンにより成功を収めたという点を指摘しました。

ITシステムは導入して終わりではない。継続して課題に対処できるシステムが成功のキモ

セミナーの総括として吉村は、各事例で紹介した通り、Web2.0時代に求められるITシステムは、「ビジネス・コックピット」のような社員のワークスタイルそのものを変える「仕組み」を提供し、一人一人のパフォーマンスを最大限に引き上げることが可能なシステムである点、またITシステムは導入して終わりではなく、導入後も継続して問題解決に対処し、更なる成長を支援する「ビジネス・パートナー」選びがシステム導入の成否を握ると強調し、講演を締めくくりました。