Web2.グループウェア&EIP活用セミナー報告
グループウェア&EIP活用セミナー報告

グループウェア&EIP活用セミナー報告

東京コンファレンスセンターにて開催いたしました、グループウェア&EIP活用セミナー。まず初めに弊社取締役営業統括本部長の吉村厚司より、「グループウェアとEIPを入れて、本当に何が変わるんですか?」と題して講演いたしました。

セミナー概要
日時
2007年2月16日(金)14:00~16:30
会場

東京コンファレンスセンター品川

JR品川駅港南口より徒歩2分

講演
吉村 厚司

現代企業の現場力強化を妨げる要因とは

  • 株式会社ドリーム・アーツ 営業統括本部長
吉村 厚司

冒頭では、官公庁による各種統計や弊社が独自に集計したアンケート結果を分析し、グループウェアやEIPはまだ十分に活用されていないという現状を説明。一体、グループウェアやEIPが十分に活用されるためには何が必要なのでしょうか? 吉村は、社会環境の変遷に伴い、現代の企業経営では「無形資産」が競争力の原点になっていることを指摘します。「無形資産」とは、すなわち業務の現場で働く人間の能力そのもの。社員一人一人のパフォーマンスを最高に引き上げることで組織の「現場力」を強化し、トータルな組織力を向上させることが、現代企業の成長に欠かせません。ところが、企業は「現場力」の強化を妨げる「情報の洪水」と「知識継承不足」という2つの要因に悩まされていると、吉村は分析します。

「情報の洪水」とは、電子メールをはじめ、一方的で大量の情報発信により、本当に必要な情報が埋もれ、活用できない状態を表現しています。「情報の洪水」の中では、必要な情報を探したり、分類したりするだけの雑務の時間が増え、本来必要な主業務に集中し、生産性を上げることができません。加えて、本当に必要な先人のノウハウや、問題解決に至るまでの思考・道筋などの情報化が十分でなく、共有・活用できないばかりか、失われていく一方であるのが、多くの企業内部の現状です。

講演
吉村 厚司

今こそ「ビジネス・コックピット」が必要

  • 株式会社ドリーム・アーツ コーポレートマーケティング部
栗木楽

現代の企業が抱えるこれらの問題点を解決するために、これまでにもEIP、グループウェア、ナレッジマネジメントなどのシステムを導入するケースが少なくありませんでした。しかし、各システムを分散した状態で導入したために効果が出ず、効果が出ないために活用されず、ますます効果が出なくなるというマイナスの循環が存在していると、吉村は説明します。活用され、効果を出すためには、EIP、グループウェア、ナレッジマネジメントが統合されたITシステムである「ビジネス・コックピット」が必要であると吉村は強調します

吉村は、「システムが利用されない」、「必要な情報が探しにくい」など、各システムを分散して導入した企業で見られる典型的な問題点を取り上げ、必要なシステムがすべて一体化している「ビジネス・コックピット」での解決方法を紹介しました。「ビジネス・コックピット」ならではの、業務に自然と溶け込む使いやすさ、徹底的な「見せる化」、リアルタイムかつプッシュ型の情報共有、OneWindowでシステム連携など、課題に対するポイントと具体的な効果を紹介し、業務の「やり方」そのものが変化することを解説しました。

セミナー会場の様子

続いてのデモンストレーションでは、「ビジネス・コックピット」の概念を具現化した製品として、INSUITE®Enterprise2.0(以下、INSUITE®と表記)を株式会社ドリーム・アーツ コーポレートマーケティング部栗木楽よりご紹介。機能紹介よりも、実際の実務現場においてINSUITE®をどのように活用できるかという点に焦点を当てた臨場感溢れるデモンストレーションを行いました。併せて、2007年1月に発表したばかりのAjaxメーラーのデモも初公開。Web上で動いているとは思えないインターフェースと操作感に、参加者の方々から大きな反響をお寄せいただきました。

お客様導入事例
吉村 厚司

ポータルで「正しくセグメントされた情報の伝達」を実現

  • 毎日コミュニケーションズ 業務システム統括部長
薄井 照丈氏

後半は、吉村から弊社のお客様導入事例の紹介から始まり、ユーザー事例として、株式会社 毎日コミュニケーションズ 業務システム統括部長の薄井照丈氏がご登壇。多岐に渡る事業分野、急成長に伴う急激な人員増、個人情報保護法への対応などの課題を抱え、バックオフィス強化が不可欠な状況に直面された毎日コミュニケーションズ様。手作業を減らす、ナレッジの共有、加えて雇用形態の異なる多くの従業員に「正しくセグメントされた情報を伝える」手段の必要性を認識され、システムの見直しをご決断、INSUITE®を導入されました。

INSUITE®については、情報を閲覧する社員の権限に応じて、伝達する内容を自在に変更できる「通達機能」をとりわけ高く評価。「正しくセグメントされた情報を伝える」という導入前の大きな目的をINSUITE®によって実現されました。まだ運用の途上で、ナレッジの蓄積や各種ルール作り、ポータルの更なる活用など、これから取り組むべきことが沢山あるとのお話でしたが、社内では「情報の結節点」としてポータルが位置づけられ、「何かあればポータルを見る」というように、社員の働き方もじわりと変化し始めているとのご講演でした。

セミナー総括として吉村が再度登壇し、もはや分散したシステム、単純に「機能」を提供するだけのシステムでは「限界」があることを改めて指摘。各事例で紹介した通り、「ビジネス・コックピット」のような社員のワークスタイルそのものを変える「仕組み」を提供し、一人一人のパフォーマンスを最大限に引き上げることが可能なシステムを活用することで、業務の効率化や実務現場の強化を達成できると解説し、講演を締めくくりました。