CTフォーラム 2017
CTフォーラム 2017

CTフォーラム2017

日時
2017年10月26日(木)
会場
恵比寿 ザ・ガーデンルーム

2017年10月26日、恵比寿 ザ・ガーデンルームにて「CTフォーラム2017」を開催いたしました。本フォーラムは、ドリーム・アーツのプロダクト/サービスをご利用いただいているお客さま、パートナー企業さまを対象にCT(Customer Trust : 顧客信頼)推進活動の一環として発足しました。今年のCTフォーラムでは、現場を中心に働き方改革を実践しているユーザーさまの事例として、オリックス・ビジネスセンター沖縄様にお話しいただきました。また、ドリーム・アーツが考える働き方改革や、お客さま窓口の取り組みについて、そしてお客さまと共に進化するドリーム・アーツのソリューションの今後についても、ご紹介させていただきました。

ユーザー事例講演

OBCOの働き方改革のご紹介
業務可視化による生産性管理と働き手の多様化を実現する取組み

  • オリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社
  • 業務編成部 部長
  • 平良 一恵 様
  • 企画開発部 部長
  • 喜舎場 信江 様

オリックス・ビジネスセンター沖縄では、2009年から業務改善のプロジェクトを実施しています。弊社は社員のおよそ9割が女性、中間管理職以上もほとんどを「働くお母さん」が占めており、職場環境の改善が必須でした。そこで、社員が相互に助け合いながら豊かに働ける環境の構築を目的とした「働き方改革」が始まりました。

弊社の働き方改革は、この8年間で3つの段階を踏んできました。まずは徹底的な「生産性管理」を行い、そこで構築された基盤を応用して「働き“方”の多様化」を実現し、現在は「働き“手”の多様化」を進めています。

最初の3年間で、徹底した生産性管理を行いました。「ECOまるマネジメント」と称したこのプロジェクトは、業務の可視化・計測・分析・改善を行う一連のプロセスで構成されます。まず全社員の業務を洗い出し、1日の業務をリアルタイムで計測。このデータを用いて生産性の底上げなどを行いました。非常に地道な作業ですが、これによって業務量に応じた稼働人員配置が可能となり、稼働率は80%以上となりました。この取り組みは2009年から8年間、毎日継続して実施されています。

この「ECOまるマネジメント」を、ドリーム・アーツの「INSUITE®」でWebツール化したのが「ECOまるアーツ」です。「ECOまるアーツ」により、業務処理状態の把握と評価の透明性維持が可能になり、在宅ワークやフレックス勤務など、多様な働き方を導入しやすい環境が整いました。

「ECOまるマネジメント」は、さらに働き手の多様化に発展しました。例えば、定型作業処理のために組織した「プライベートワークグループ」を県内外から雇用し、社外で好きな時に好きなだけ働けるワークスタイルを実現しました。

「ECOまるマネジメント」のプロセス
「ECOまるアーツ」の画面イメージ

そして、昨年から新たに取り組んでいるのが、RPA(Robotic Process Automation)推進です。これは定型化された作業をロボ化(ロボットによる業務自動化)し、「人がやることに意義がある仕事や、やりがいを感じられる仕事」にリソースを集中させるためのプロジェクトです。
初めにレンタカー業務で導入した際は、ロボ化に必要な要素を意識せずに行ったため失敗しました。しかし、やり方を見直したところ、月6人工削減という結果が得られ、全社展開に踏み切りました。現在は全27チーム中7チーム77体までロボ導入が進み、目標の月12人工削減に向け、いまも取り組んでいるところです。

弊社の働き方改革は、徹底した業務可視化をベースに、人と仕事のリアルタイムなモニタリングの延長線上にIT技術を組み込み、新たな価値観を生み出すことで働き方の多様化や働き手の多様化を推進してきました。そして今後は、ワークスタイル変革ソリューションへの挑戦という、さらなる取り組みを展開してまいります。

質疑応答

Q.反発や対立がありながらも、8年にも渡る改革を押し進められた原動力となったのは?
A.「正しいことをしている」という確信です。業務改善を、今やらなくていつやるのか、という思いがあったので、なにを言われてもプロジェクトメンバー同士が支え合いながら止まらずに進み続けることができました。

ドリーム・アーツ講演

ドリーム・アーツの考える働き方改革

  • セールス&マーケティング本部
    アカウントエグゼクティブグループ
齋藤 瑛里菜

企業さまを訪問すると「働き方改革」という言葉をよく聞きますが、「なにから手をつけていいのか…」と悩まれる方が多いように思います。

一若手社員の私は、仕事はしっかりやりつつ、プライベートも充実させたいという思いがあります。仕事が終わらず趣味の阿波踊りの練習に遅れる日が続いた時、なんとかしなければと思い個人レベルの「働き方改革」を始めました。自分の業務を可視化することで作業の無駄な部分に気づき、業務を効率化できるようになりました。

個人レベルの「働き方改革」だと、自分ひとりの工夫で業務を改善、効率化できますが、組織レベルになると、関わる人数が増え、業務は複雑化します。そのなかで効率的に業務連携するためにも、業務改善は必須になります。

「エンタープライズToDo」画面イメージ

そこでご紹介したいのが「ひびき®Sm@rtDB」の新しいオプション機能「エンタープライズToDo(E.ToDo)」です。ToDoがカレンダーとリストで表示されるので、タスク状況が一目で確認でき、効率よく業務にあたることができます。

「E.ToDo」が一般的なタスク管理アプリと異なるのは、個人から個人だけでなく、個人から複数/組織に、またはチーム内でToDoの共有ができる、大企業向けの仕様である点です。「Sm@rtDB」上におけるタスク関連情報の一元管理により、チーム内のタスク状況が共有されるので、メンバー間の協働協創を促し、組織の生産性向上が実現できます。

「Sm@rtDB」を使ったもうひとつの取り組みが、見積作成業務のシステム化とビジネスチャット「知話輪®」との連携です。以前は、Excelによる見積作成方法が属人化し、見積作成フローが煩雑化していたため、決裁するまでに時間がかかっていました。そこで、各バインダとシステムを連携させた見積管理システムの開発により、「Sm@rtDB」上のひとつのフローで見積作成業務を完結できるようになりました。
さらに「知話輪」との連携でスマートフォン上での確認・承認が可能となり、以前は1週間かかっていた見積作成が、今は1日で完了します。

ビジネスチャット「知話輪」導入の効果

「働き方改革」は1日にしてならず。どこから始めるか悩んでいる方は、まずはご自分の業務の可視化から始めてみてはいかかでしょうか。身近な業務を見直し、「無駄」に気づくことが働き方改革の第一歩です。

関連リンク

ドリーム・アーツ講演

お客さま窓口の取り組みについて

  • プロダクトデザイン本部 お客さま窓口
松川 牧子

2016年秋のリニューアルから1年、お客さま窓口が運営するサポートサイトでは、お問い合わせ担当者様にのみ公開していたコンテンツを、この度一般ユーザーの皆さまにもアカウントご登録でご利用いただけるようになりました。

サポートサイトでは、「お客さまとの対話を通し、“協”力してシステムを“育”んでいく」という“協育”のコンセプトのもと、お役立ちコンテンツを随時追加しております。
よくいただくお問い合わせをもとに作成した、「組織改編・世代管理機能ガイド」や「アップグレードガイド」。機能が多くて使いこなせない、便利な使い方を知りたい、というご要望にお応えした「らく楽シリーズ」コンテンツ。製品に関するお知らせやFAQといった基本的なコンテンツに加え、お客さまの声をもとにしたさまざまなコンテンツをご覧いただけます。

現在は、お役立ち情報などを定期的にお届けするメールマガジンの配信や、ユーザーさま同士が交流できるコミュニティの立ちあげなども企画中です。

「INSUITE」サポートサイト

ドリーム・アーツのサポートサイトは、お客さまとのコミュニケーションの場として、そして協育サービスをお届けする場として、今後も進化してまいります。
一般ユーザーさまにもご利用いただけるようになったこの機会に、アカウントご登録の上、ぜひご活用ください。

サポートサイトへの登録方法

関連リンク

ドリーム・アーツ 講演

お客さまとともに進化するDAソリューションの今後

  • 取締役執行役員 兼 プロダクトデザイン本部長
  • 石田 健亮

ドリーム・アーツは、お客さまとの対話から“協”力して“創”りあげていく“協創”を理念として、日々製品開発に取り組んでおります。そこで製品進化のテーマとしているのが、「働き方改革=生産性改革」です。

「INSUITE」や「Sm@rtDB」と連携し、生産性向上の重要な役割を果たすのが、「働き方改革を現場からドライブ」するビジネスチャット「知話輪」です。2017年夏にリリースした「INSUITE」及び「ひびきSm@rtDB」Ver.4.0との連携により、社内コミュニケーションを変革し、業務の断捨離を実現、すでに大幅な生産性向上に貢献しています。

現在、「知話輪」では「INSUITE」と連携し、「会議の質」を向上させる新機能を開発中です。
新機能では、コグニティブエージェント「Cello」を使ったスケジュール調整から、資料共有や議事録作成まで、会議にまつわるさまざまな作業が、すべて「知話輪」上の簡単な操作だけで完結。これにより、お客さまは会議での「対話」に集中できるようになります。
こうした「知話輪」と「INSUITE」の新たな連携で、お客さまのアナログ時間の創出とさらなる生産性向上の実現に貢献いたします。

会議に関連したさまざまな作業が「知話輪」上で完結。
「対話」に集中できる会議スタイルを実現します。
タグ付けされた会議の内容から「Cello」がレポートを作成し「INSUITE」に登録。
お客さまの生産性向上をサポートします。

2018年には、引き続き「働き方改革」をテーマにした数々の新機能を追加した、「INSUITE」及び「ひびきSm@rtDB」の新バージョンをリリースする予定です。

ドリーム・アーツは今後も、対話から協創、そして協育へ、お客さまとの信頼を築きながら、より良い製品の提供による生産性改革を目指してまいります。

関連リンク

参加者の声
  • OBCO様の強烈な意志と推進力、数値化・可視化による圧倒的な改善事例は刺激的でした
  • 具体的な展開事例をご紹介いただき今後の参考となりました
  • 自分の業務の可視化にたくさんのヒントがあることを改めて学びました
  • 個人の改革から、チームの改革へ発展する取り組み。「E.ToDo」に興味を持ちました
  • 一般ユーザーも見られる様になったサポートサイトを、これから活用したいと思います
  • 会議の質向上を目指した機能が興味深い。「INSUITE」と「知話輪」の今後に期待が持てました
  • 「働き方改革=生産性改革」の考え方を社内改革の参考にしたいです
懇親会の様子
懇親会の様子

フォーラム終了後は「知話輪」と「E.ToDo」のデモ体験を挟み、懇親会を開催いたしました。引き続き多くの方にご参加いただき、お客さま同士の会話も弾んでいらっしゃいました。

ドリーム・アーツは、これからもお客さまとの対話を大切にし、より良いプロダクト/サービス・協育サポートをお届けしてまいります。これからも末永く、よろしくお願いいたします。