CTフォーラム 2016
CTフォーラム 2016

CTフォーラム2016

日時
2016年11月24日(木)
会場
ウェスティンホテル東京

2016年11月24日、ウェスティンホテル東京にて「CTフォーラム2016」を開催いたしました。本フォーラムはドリーム・アーツの製品/サービスをご利用いただいているお客様、パートナー企業様を対象にCT(Customer Trust:顧客信頼)推進活動の一環として発足しました。
今年のCTフォーラムでは、現場を中心に業務改革のきっかけを生み出したユーザー様の事例として、三菱UFJモルガン・スタンレー証券様にお話しいただきました。また、INSUITE・Sm@rtDBと密にモバイルで連携できる新製品「知話輪:Chiwawa」が同日ローンチとなり、そのご紹介を行いました。

ユーザー事例講演

新情報共有基盤による新たな価値創造

  • 三菱UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社
  • システム部 システム企画室 IT推進課 参事
川端 伸宜様

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では2014年よりINSUITEとSm@rtDBの利用を開始いたしました。

弊社は企業統合や合併を繰り返してきました。そのたびに業務を整理しても、どうしても捨てきれないシステムやアプリが残り、結果的に個別のシステムが乱立している状況でした。さらに、そのシステムごとに保守会社が異なる、機能ごとに基盤が異なるといった問題を抱えていました。

この状況を脱すべく、2014年8月、INSUITE・Sm@rtDBを活用した、新情報共有基盤「synerGy」がスタートしました。9,000名のユーザーが利用する、全社ポータル・ToDo管理・個別業務アプリなど、バラバラだった業務システムを「synerGy」に統合し、システムの運用管理も全てドリーム・アーツに一本化しました。

これにより、情報を体系的に集約・管理することができ、伝達もスムーズになりました。メールに依存していた情報伝達も「synerGy」を通して行うことで、全社宛メールが30%削減できました。また、紙業務の電子化やBCP対策、業務のモバイル化への対応も進んでいます。

システム部門においては、基盤・運用体制・保守体制の統合化・スリム化によってコストが削減され、生産性が上がり、本来やるべき戦略領域への資源集中ができつつあります。

INSUITE・Sm@rtDBは柔軟にアプリが作れるので、様々な業務に対応できそうだと実感しています。

当初はこれほど幅広く活用する想定ではなかったのですが、他社事例を紹介していただく中で、こんな使い方もできるかも?といったことから活用が広がっていきました。

今後は、まだ統合されていない老朽化したシステムや、部門ごとの個別業務も「synerGy」へ統合していき、周辺業務システムとの連携も進め、更に活用を広げていきたいと思っています。

「synerGy」利用イメージのご紹介

情報統合「全社ポータル」
PCを起動すると自動的に「synerGy」の全社ポータルが立ち上がり、社員が必ず見る仕組みです。必要な情報を表示し、全ての業務の入口となります。全社ポータルの画面には掲示板のコーナーがあり、業務連絡はこれを活用しています。経営層からのメッセージも確認できます。掲示板を有効に活用することで、全本部署・全営業所宛のメールが30%削減されました。
脱メール「人事ポータル」
「人事ポータル」では人事関連に必要な情報を集約、関連する申請業務も電子化によって、ムダな問い合わせメールが削減できました。
事業継続・災害対策への対応「BCPポータル」
BCP専用のポータルで、災害発生時にのみユーザーに公開されます。
普段使うシステムだからこそ、災害時の情報発信も担えます。事業継続性を支える基盤としても整備しています。
ドリーム・アーツ講演

すべての仕事はここから始まる
新製品 知話輪:Chiwawaのご紹介

  • 取締役 最高技術責任者 兼 プロダクト開発本部長
石田 健亮

ビジネスを取り巻く環境はより厳しく、スピードが増し、現場力だけではどうにもならない時代になりつつあります。
「やってみなければわからない」時代だからこそ、素早く行動できるよう現場にフォーカスした「意識共有を究める」ためのコミュニケーションプラットフォームが必要であるという認識から、「知話輪」は誕生しました。

「知話輪」はスマートデバイスをターゲットに即時性を意識し、プロジェクト単位のタイムラインでのやりとりに特化しています。また、スマートデバイスならではの“バッジナンバー”と“プッシュ通知”によって、素早いコミュニケーションが実現でき、「意識共有を究める」ことができます。

バッジナンバー/プッシュ通知

「知話輪」はAPIを公開しています。INSUITEやSm@rtDBと連携することで、業務をシームレスにつなげることができます。APIの活用によって、知話輪の世界は、企業内のあらゆるシステムに開かれ、現場で必要となる多様な情報を、必要な時に必要な人へ、送り届けることが可能となります。

情報を探すためにPCを開かずとも、「知話輪」から全ての仕事をはじめることができ、これまでとは別次元のスマートな働き方を実現することができます。

知話輪画面イメージ

「すべての仕事はここから始まる」ぜひ知話輪の世界にご参加ください。

「知話輪」は意識共有を究める協働・協創プラットフォームであり、組織の現場力を鍛え、実践する力を育む、新しい経営ツールです。
ドリーム・アーツ講演

わずか4ヶ月で立ち上げた、VOCシステムのプロトタイピング

  • 上席コンサルタント
永島 志津夫

2016年2月、某商社様からVOCシステムを6月に稼働させたいと相談をいただきました。短期間でのプロジェクトをいかにして最短ルートで成功へ導くか、どのようにプロジェクトを進めていったかをご紹介いたします。

まず、短期間でプロジェクトを進めるためには、リアルなVOCをできるだけ早く体験いただくことが重要と考えました。そこで、4月のキックオフまでに、お客様の声や内情を調査し、これを元にドリーム・アーツが考える仮説に基づくプロトタイプを、Sm@rtDBをベースに実装いたしました。

4月のキックオフではプロトタイプに対し高評価をいただくことができました。これをベースに業務と運用を徹底検討し、5月末にはVOCシステムのプロトタイプが完成しました。

ところが、ここに来て経営方針が急遽変更に。「業務フローや利用シーンの見直し」「海外利用の前倒し」が決定しました。新たなシーンを想定してさらにブラッシュアップし、8月初めに実運用が開始となりました。

急な経営方針の変更がありましたが、プロジェクトは4ヶ月で完遂。スピーディーなプロジェクトの実現ポイントは2つです。

  • ゴールイメージからスタート“ 5 合目からの登山 ” ゴールイメージをお客様と共有し、プロトタイプを予め実装。0からスタートしないことが重要です。
  • Simple is Best“変化に対応できる事が大事” 経営方針の変更はよくあることです。常に様々なことに対応するためには、シンプルであることが重要です。
ドリーム・アーツ 講演

ドリーム・アーツが考える“協育”

  • 取締役
  • 吉村 厚司
  • 協育センター
  • 松川 牧子

「協育」は2014年に開催されたCTフォーラムで発表させていただいたコンセプトです。
システムの導入は、運用開始の出発点であり、お客様と一緒に「“協”力してシステムを“育”んでいく」という内容です。
お客様から様々なお声をいただく中で、これからどのように“協育”が変わっていくかを紹介いたします。

サポートサイト
  • 問題発生を事前に検知・回避 ドリーム・アーツ内でお客様疑似環境を用意します。お客様疑似環境で予めテストをすることで、本番環境での問題発生を事前に回避することができます。さらに、原因究明にかかる時間を短縮します。
  • スピーディーに原因究明・解決 今までのお問い合わせ対応は、電話とメールが主体で、問題解決に時間がかかると、やり取りも増えていました。
    新たに「協育サポートチーム」を発足し、電話とメールだけでの解決が難しい場合、東京と広島のチームがお客様のもとに直接駆けつけて対応します。
  • お客様自身で問題の解決 お客様自身での問題解決やドリーム・アーツから情報発信をする場として、10月にサポートサイトを大幅にリニューアルいたしました。FAQ、不具合情報などお客様の自己解決につながるコンテンツを準備しています。

2017年1月中には新サポートサイトでお問い合わせができるよう準備を進めています。
今後はお客様の活用事例、技術情報の公開(調査・アドオン作成支援)、トレーニングなどコンテンツを拡充していく予定です。引き続き、“協育”はお客様のお声を聞いて発展を続けて参ります。

参加者の声
  • INSUITE/Sm@rDBをどのようなシーンで使われているかわかりやすかったです
  • “ゴールイメージからスタートする”という言葉が良かった
  • 私どもの声が届いているようなので安心しました。対応・対策とその実行を期待します
  • サポート体制の改善は嬉しいです。新サポートサイトは今後活用していきます
  • 知話輪のコンセプトが素晴らしい。今後の展開が楽しみです
  • スマートデバイス活用を推進するツールとして大変良いものだと感じました
懇親会の様子
懇親会の様子

フォーラム終了後は会場を移動し懇親会を開催いたしました。引き続き多くのお客様にご参加いただき、お客様同士の会話も弾んでいらっしゃいました。

ドリーム・アーツは、これからもお客様との対話を大切にし、より良い製品・協育サポートをお届けしていきます。これからも末永く、よろしくお願いいたします。