
全社挙げてのチームワークでお客様の事業価値向上に貢献し、お客様のICTオペレーションズパートナーとなることを目指している株式会社エヌ・ユー・エス(以下「NUS」)。あらゆる分野のお客様の業務効率化を手掛けていた同社は、自社の業務改革を実現する新しいITシステムとして、INSUITE®を選択した。INSUITE®導入に至るまでの経緯やシステム導入後の効果などについて、IT推進部部長須賀茂氏、IT推進部福林幸浩氏に、詳しくお話を伺った。
IT推進部部長NUSは、グループウェアとして、1996年からLotus Notesを使用していた。しかし、情報が溜まる一方でうまく活用されず、必要な情報は、紙で貼り出すなどアナログ的なやり方を併用していたという。
「新しいグループウェアの検討を始めたのは、Notes R4.6のサポート切れが直接の発端です。当初からNotesのバージョンアップは考えず、使い勝手の良いWeb版のグループウェアを探していました。」と須賀氏は語る。
製品やベンダーの調査や選定には、約1年をかけた。須賀氏は、Lotus Notesのデータベース移行のため、マイクロソフトの製品も検討したという。最終的に、INSUITE®を選んだ決め手は何だったのか。
「INSUITE®は、他社の製品・システムとくらべると独自の路線をいっていると感じました。いろいろできそうだなという印象です。それが、我々の抱えている問題に対して、格段に効果を期待できるのではないかと思いました。」と、須賀氏は導入を決定した背景を振り返る。
「たとえば、スケジュールとレポート機能が連動していること。これは使えるなと感じました。そのほかにも、日々使い続けるためのアイデアや機能が随所に盛り込まれている点が、他社の製品にはないところだと思います。」
ユーザ本意の視点に立ち、日本の企業文化に根ざした使い勝手を追求しているINSUITE®のユニークな点が選定の大きな要因であったと言えそうだ。
IT推進部INSUITE®は、部署や役職毎のポータルを複数作成することができる。NUSでは、全社員向けのメインポータルのほか、営業、製造等の部門ごとのポータルを作成し、営業部は、売上げ速報など、製造部は、生産管理など、各部門が日常業務に必要な情報・サービスを集約して活用しているという。
須賀氏は、「特に、品質管理の面ではINSUITE®のライブラリ機能を使用して、お客様のクレーム情報を記録しています。このクレーム情報は、品質管理のポータルだけでなく、メインポータルからも見ることができるように設定していて、全社員がリアルタイムで情報を共有できるようにしています。これは、弊社が取り組んでいる【見える化】の一環ですが、社員の当事者意識が高まり、サービス品質の向上に非常に役立っています。」と笑顔で語った。
また、社内での活用は、社長がトップダウンで推進しており、スケジュールと連動したレポートの入力は徹底している。レポートは新着レポート一覧に自動的に登録されるため、レポートの入力がそのまま社内での情報発信・共有に繋がる。
「INSUITE®は、社長自らも率先して使っています。スマートページ(ホームページ作成機能)を利用して、簡単にWeb上で情報発信ができるので、日常で感じたこと、お会いしたお客さんの声などを常に更新しており、社内での情報発信の活性化に繋がっています。」と福林氏。
組織内の情報共有では、普段からユーザが利用メリットを感じることができるかが重要なポイント。ユニバーサルデザインを基にした直感的なインターフェースをもつINSUITE®なら、現場からトップまで、組織の全員が同じシステムを使用し、情報を発信・蓄積・共有・活用できる。すべてのユーザが業務効率化の恩恵を受けることで、システムを継続利用するモチベーションを維持することができる。

以前のシステムと比べて、社内での仕事の仕方や業務プロセスは、どのように変化したのか。INSUITE®導入の効果を伺った。
須賀氏は、「以前使用していたNotesでは、必要に応じて、その都度アイコンをクリックして見に行かなければいけない。自分から情報を引き出していくという、アクションが必要でした。今は、ログインするとまずメインポータルがあり、必要な情報を一覧することができるのが大きな違いですね。」と語る。
「連絡掲示板一つとっても、クリックしなくてはいけないのでは、活用されませんね。INSUITE®場合では、必要な情報が視覚的にどんどん飛びこんでくるというのがいいと思いますね。」
普段から利用される情報系システムは、使い易くなくてはいけない。ここでもINSUITE®が開発当初から取り組んでいる使い勝手向上のアイデアが生きている。
NUSでは、情報共有・活用のカギとなるポートレット(ポータルに表示する情報の窓)の数はずいぶん作り込んでいるという。
福林氏は「ポートレットという機能は非常に使い易いと思います。Web上の情報を切り取って持ってきて、ポートレット化できるので、かなり自由にコンテンツを製作できる。それを活用することができるのがいいなと思っています。」と語る。
最後に、INSUITE®の、今後への期待やご要望について伺った。須賀氏は、「自社セミナーをはじめ、発信している企業メッセージや製品コンセプトに非常に共感しています。企業が抱えている問題がどこにあるのか? ITを利用して、現場で起こる問題をいかに解決し、成果を高めていけばよいのか? その目的設定、ターゲッティングは非常によいですね。」と笑顔で答え、続けて、「今後は、さらにバージョンアップを重ねていただいて、さらに発展していただきたいと期待しています。」と語った。
福林氏は、「ドリーム・アーツには、INSUITE®の構築から導入にいたるまで、しっかりとサポートしていただけたので、安心できました。引き続きパートナーとして、運用でのサポートも期待しています。」と締めくくった。