
私たちドリーム・アーツが扱う情報系のシステムは、単純に業務処理の自動化を目的とするコンピュータシステムとは異なり、業務を行う「人間」そのものをサポートすることを使命としています。そのため、システム導入時の要件が永続的に当てはまるわけではなく、実際にお客様がシステムをお使いになる中で更なる活用アイディアが生まれたり、改善すべき点が現れたりするものです。
お客様が日々の業務をされている各「現場」の声を、確実にパッケージソフトとして反映させていくということは、情報系システムが成功する上で不可欠な要素です。それは同時に、システム自体がお客様の業務やご要望に沿った形で成長を続けていかなければ、次第にご活用いただけないシステムになっていくという厳しい宿命を負っているとも言えます。

私たちは製品開発において「お客様と共に製品を成長させる」ことを最も重視しています。 現場の業務を知り尽くしているお客様の声に真摯に耳を傾け、丁寧にご要望を伺い、システムに反映していくプロセスを大切にしているのです。現に、ユーザの皆様からいただいたご要望を製品の標準機能として実装する割合を示す「要望実装率」は、約70%にも上っています。 この具体的な数値からも、私たちが決してシステム優先ではなく、現場の一人一人のお客様から本当に役立っていると実感していただける製品作りを実践していることを、ご理解いただけるのではないでしょうか。また、設立以来10年以上にわたり、自社内開発に一貫してこだわりを持つ純国産ベンダーである点も、国内企業の皆様に特有の業務体系や業務の進め方を理解し、確実にシステムに反映していけるという面で、私たちの大きな強みだと自負しています。
ただし、お客様のご要望をそのまま受けて実装することがベストな解決策とは限りません。 「私たちのシステムを活用して本当に実現したいことは何か」という点まで踏み込んで、お客様とディスカッションしてみると、今まで思いつきもしなかったような、実現方法を発見することがあります。
お客様のご要望と異なるご提案をあえて自主的にさせていただくことになりますが、お客様が目的を実現するためのサポートをすることこそが、私たちに課せられた最大のミッションです。お客様にとって最高のメリットをもたらす提案内容を考え抜き、磨き上げたソリューションをご提供することで、お客様から心よりご信頼いただけるパートナーとして存在し続けたいと思っています。
ドリーム・アーツの開発メンバー達は、国籍も様々、考えかたや発想もみなユニーク。有能なだけでなく非常に個性的で、互いに切磋琢磨しています。日頃から私がメンバーに伝えていることとして、開発者は様々なインプットをたくさん受け入れて、自分自身の頭で考えて工夫をすること。加えて、ビジネスの現場で実際にシステムを使っていらっしゃるお客様の顔を思い浮かべながら開発をすること。その点を決して忘れずに仕事に取り組んで欲しいと伝えています。 時には、お客様から製品に関して厳しいご指摘をいただき、辛さを感じることもあります。しかし、最終的に自分達の作り上げたシステムがお客様のオフィスで稼動し、お役に立っている状況を見たり、お褒めや感謝のお言葉をいただいたりする瞬間は、何とも技術者冥利に尽きるといった感じです。